頭皮が乾燥してフケが出る、かゆみがでるなど、頭皮トラブルに悩んでいる女性は多いです。
その原因として、実は圧倒的に多いのが「洗いすぎ」です。
もちろん、頭皮乾燥の原因には他にも「紫外線」「食べ物(栄養)」「パーマやカラーリング剤」などの影響もありますが、多くは単純に「洗いすぎ」なのです。
「ふつうに洗っているだけなのに?」「1日1回しか洗ってないよ?」と思うかも知れませんが、その「1日1回のふつう」に洗いすぎの原因が潜んでいる可能性があります。
この記事では、わたし自身の経験を元に「女性の頭皮の洗いすぎによる乾燥を防ぐポイント」をご紹介します。
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カサカサ頭皮を生む「洗いすぎ」の原因3つ
「ふつうに毎日洗っているだけなのに、なんで乾燥するの?」と思う方は、以下の項目に思い当たることがないかチェックしてみてくださいね。
【原因1】頭皮を強くこすりすぎている
シャンプーで洗うとき強く指でこすりすぎていると、頭皮を乾燥させてしまうことがあります。
「そんなに強く洗ってないよ~」と思う方も要注意。
これは私の個人的な体験ですが、ふつうに洗っているつもりで子供の頭を洗っていたら「ママ痛い」と言われたことがあります。
つまり自分が「やさしく洗っている」と思っている指加減が実は肌にとっては強すぎる可能性があるのです。
「そんなことないけどなぁ?」と思う方こそ要注意。シャンプーは泡で汚れを包み込むものくらいに思って、頭皮を摩擦しないことを徹底的に意識してみてください。
【原因2】すすぐお湯の温度が高め
熱めのお湯が好みの女性(←私)は注意。
頭皮が乾燥するのはすすいでいるお湯の温度が高めなのかも知れません。
すすぐお湯の温度が高いほど、後で頭皮は一気に乾燥します。
シャンプー時の適温は「約38℃」。
冬場はもう少し熱いお湯を浴びたいときもありますが(私は40℃くらいが好きですが・・・)、乾燥を防ぎたいのであれば38℃以下に設定するようにしましょう(←自戒)
【原因3】シャンプーの洗浄力が合っていない
これ、実はかなり大きいです!
毎日使うシャンプーの影響はかなり大。頭皮が乾燥する原因はシャンプーが肌に合っていないからかも知れません。
若い頃はどんなシャンプーを使っても大丈夫だったのに、加齢とともに合わないシャンプーが出てきたり、いままでふつうに使っていたシャンプーが合わなくなることがあります。
でも肌も常に変化するものなので、合わなくなって当然なのです。
特に頭皮は皮脂分泌が多い部位なので、若い頃はそこそこの洗浄力が必要です。しかし、加齢とともに皮脂量が減るため、必要な洗浄力も弱くなります。
つまり若い頃にちょうど良かったシャンプーの洗浄力が、加齢とともに「強すぎ」となる分岐点があり、そこを超えたときに頭皮補の乾燥が生じるのです。
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カサカサ頭皮の乾燥がすすむとどうなる?
頭皮の乾燥を放っておくとどうなるでしょう?頭皮はどんどん荒れていきます。
・乾燥フケや乾燥かゆみが出るようになる
・頭皮が硬化し育毛力が衰え髪のハリツヤがなくなる
・頭皮環境が荒れて白髪や抜け毛、薄毛になる
など。
これは決しておおげさではなくて、たとえばお顔の肌を乾燥させたまま放っておくと「乾燥小じわが増える⇒肌が硬化してターンオーバーが乱れる⇒シミ・シワ・吹き出物が増える」などのトラブルが考えられますよね。それと同じです。
だからと言って、今すぐに頭皮に何か特別なケアをする必要はありません。
前項でご紹介した通り、女性の頭皮の乾燥の原因はほとんどの場合「洗いすぎ」ですので、まずはそこから見直してみるだけで解決する可能性が高いですよ。
まとめ
女性の頭皮の乾燥の原因はほとんどの場合「洗いすぎ」です。
「今よりもっと優いチカラで洗う」「38℃以下のお湯で洗う」「肌に合った洗浄力のシャンプーに変えてみる」という3点を、まずは見直してみてくださいね。